長年、包茎に悩んできたけれど思い切って仮性包茎手術を受けて、コンプレックスを解消したいという人も、多いのではないでしょうか。

仮性包茎手術の治療法はいくつか種類があり、それぞれ施術内容や費用、そしてメリット・デメリットは異なります。

各仮性包茎手術の方法を比較して、自分に合う方法を選択するというのが失敗のリスクを抑えることにつながるので、施術方法は前もって知っておきたいポイントです。
また仮性包茎手術を受けて得られるメリットもあれば、把握しておきたいデメリットも存在しています。
良い面と悪い面も比較するために、仮性包茎手術の情報をまとめてみました。

仮性包茎手術の種類を比較

仮性包茎手術の施術法はいくつかの種類に分けられます。スタンダードな治療法で仮性包茎手術の中でも難易度が低いと言われているのが、環状切開という方法です。環状切開では中央部分の余分な包皮を、環状に切除し縫い合わせるという施術を行います。

最近は環状切開を改良した、亀頭下環状切開法という施術法を行うクリニックも増えているようです。

亀頭直下埋没切開法は現在、主流となっている仮性包茎手術の1つです。亀頭の直下ギリギリで切って、縫合するという施術法となっています。

陰茎根部環状切除は陰茎の根元で余剰包皮を切除し縫合するという施術法で、以前は多くのクリニックで施術を受けられましたが、問題点が多いということもあり近年はあまり用いられていません。

カントンや真性など重度の包茎状態を改善するために、用いられる仮性包茎手術として背面切開という方法があります。背面切開は包皮を縦に切開し、亀頭を露出しやすい状態にするという治療法です。

これらの治療法はメスを使いますがナチュラルピーリングや、根元固定法といった仮性包茎手術はメスで切らずに包茎を治すという治療で切開を伴う手術に強い抵抗感があるという人に、切らない無切開による包皮固定法は選ばれています。

仮性包茎手術を受けることで得られるメリット

仮性包茎手術を受けることで得られるメリットとして、まず挙げられるのは男性としての自信を取り戻すことができるという点です。

包茎であるということは、男性にとって大きな悩み・コンプレックスになるものです。温泉やサウナなど裸にならなければいけないシーンでは、常に劣等感が付きまといます。

裸になるシーン以外でも、例えば友人とトイレに入った時などでも、ついつい比較してしまい「恥ずかしい」と感じてしまうものです。

さらに恋人ができても包茎であることを知られたくないなどの理由から、性行為に恐怖心を抱いてしまうケースもあるようです。
仮性包茎手術を受けることで、このような悩みやコンプレックスは全て解消されます。

また見た目的な問題を改善できるだけでなく、泌尿器関連の病気や症状へのリスクを抑えることができるのも仮性包茎手術を受けるメリットです。

包茎であると雑菌や病原菌が増殖しやすく、亀頭炎や包皮炎、尿道炎や尿路感染症といった疾患を発症するリスクが高まります。
また自分が病気になるだけでなくパートナーにも、性病などの疾患を感染させやすくなるので注意が必要です。
自分もパートナーも病気などを発症するリスクを軽減することができるという点は、仮性包茎手術のメリットと言っても良いでしょう。

仮性包茎手術のデメリットも知っておくべき

仮性包茎手術を受けて得られるのはメリットばかりではありません。メリットがあれば当然、デメリットも存在しています。仮性包茎手術を受けるのであれば、メリットばかりでなくデメリットにも注目してみることが必要です。仮性包茎手術のデメリットとしては、失敗してしまうリスクがあるという点が挙げられます。

ツートーンカラーになってしまった、傷跡が目立つ・傷跡がケロイド状になったなどの失敗ケースが多いようです。
このように見た目の仕上がりが不自然になってしまうだけでなく、性感の低下してしまうといった男性器の機能低下が起こるのも、仮性包茎手術で考えておかなければいけないデメリットです。

また質の悪い施術を行っているクリニックでは、感染症の発症リスクも伴います。
さらに、オプションなどを追加され考えていたよりもトータル費用が、かなり高額になってしまったという金銭的なデメリットも考えておかなければいけません。

ただ、このようなデメリットはあるものの技術や知識が高く、多くの患者さんに施術を行ってきたクリニックであれば、仕上がりが不自然などの失敗リスクはさほど高くないでしょう。
信頼できるクリニックは感染症対策もしっかり行っているので、クリニック選びを間違えなければ満足できる仕上がりを得ることができると思います。

まとめ

仮性包茎手術の治療方法は大きく環状切開・亀頭直下埋没切除・陰茎根部環状切除・背面切開そして、切らない無切開による包皮固定法という種類があります。
また、一般的な仮性包茎手術の方法以外にもクリニック独自の施術法を開発し、提供しているというクリニックもあるようです。

どのような仮性包茎手術を受けられるのかは、サイトなどでチェックすることができます。
もしサイトに詳しい情報が記載されていないという場合は、電話やカウンセリングでどのような施術法があるのか聞いてみると良いでしょう。
仮性包茎手術を受けることで得られるメリットもありますが、デメリットもあるのでその点を比較して、クリニックや施術法選びを行うのがおすすめです。

参考サイト
仮性包茎手術を受ける前に専門クリニックのサイトを確認
仮性包茎は症例豊富男性専門泌尿器形成のMSクリニック新宿院・横浜院へ

【新宿院】東京都新宿区西新宿1-19-5 新宿幸容ビル3階
【横浜院】神奈川県横浜市西区南幸2-11-1 横浜MSビル6階